【奈良の話】橿原市・畝傍山うろつ記(3)
こんにちはー。
過日、半ば強引に某10にアップデートされ未だ慣れない私が私自身をアップデートできてねえよ!という戸惑いをよそに河津桜はアップデートして今が満開です。
春ですねえ(*´∀`*)
立ち止まったって時は流れてゆくわ・・・
人もまたアップデートを怠ってはならないのよ!
そういった人類全体の問題はともかく本題に入ります。
今回は畝傍山うろつ記の第3回目。
~前回までのあらすじ~
ひみつの道から住宅街を歩いてゆくと突然の空海推しに成功。
儀式など何かと派手な真言宗ですが、この推しメンぶりイイ感じやわぁ・・・。
(南無大師遍照金剛=ざっくり言うと弘法大師を讃えるお経の様なもの。)
今日はお寺のアップデートなお話し。
大師堂の位置は下記青丸の左。
こちら数年前に徘徊した時は廃寺の様になってしまって近寄りがたく勝手に入ってもいいのかどうかも分からない雰囲気でしたが、この推しっぷりは参詣もどうぞって事だよね~きれいになったなぁ~と驚きつつ立ち寄らせて頂きました。
境内奥に、綺麗にお手入れされたお稲荷さんと諸仏のお堂。
まず左手側のお稲荷さんと、
右手側の諸仏さんにお詣りして、
七福神ズの石仏にお詣りを済ませたら(撮り忘れた)、
こちらの様子をチラチラっと気にされている川平慈英似のご住職が待ってましたとばかりに出てこられて、世間話を交えながらえらい楽しげに話し始めてくださいました。(以下、仮に高野山慈英さんとします。)
高野山慈英(仮)さんは3年前に高野山からこの山本大師へおいでになられたとのこと。(橿原市山本町のお大師さんだから山本大師と呼ばれる様です。)
前述の通り廃寺同然だったのを復興すべく建て替えなどご尽力されたと、のべつ幕なしアツく力強く語って下さいました。(だから余計に慈英氏に見える。笑)
この様に語り継いで頂けるのはとても大事でありがたい事ですよね。
そうでないと何も分からないまま当たり前にそこに有るものだと思ってしまう。
その様に復興と地域貢献への想いを強くお持ちで、高野山慈英(仮)さんご自身がツアーを組んで高野山慈英(仮)さんご自身が参詣者を募って高野山慈英(仮)さんご自身の運転で高野山で学ばれた高野山慈英(仮)さんのご案内のもと四国八十八ヵ所のお国詣り(県ごとのお詣り)にも二泊三日で行ったりもしてるのだそうです。奈良から。
ほんま元気!
真言宗系のお寺さんは大体パワフルですね(笑)
そしてそんな参詣ぜひ行きたい。(特に香川)
八十八所巡りは人気コンテンツですから旅行社のツアーなどもたくさん有るには有りますが、やはり餅は餅屋というもので。
ガチ高野山のお坊さん自らが儲け度外視で気前よく近所のもん連れてってくれるって今時そうそう無い事なんじゃないかなと・・・。
本来の形の信仰心とのご縁は意外な所にあるものですね。
私もその参詣にお誘い頂いたのですが、次回ぶんは定員となったとの事で以降の都合あわせてぜひツアー乗りたいと思っています。
そして高野山慈英さん、こちらの井戸水も推して下さいました。
私も1杯いただきまして、ほんと良いお水でした。
こちらのお水をあげると花も色艶よく育つという証言もある様です。
夏は郵便配達の方の休憩場になってたりするのだとか。
想像。
のどかな片田舎の風景。青々萌える神奈備・畝傍山のお膝元。
あわただしさも一息ついた昼下がり、井戸水で疲れを潤す地域の人々。
他愛ない会話に染み入る蝉の声。
(※画像はイメージです)
いい光景だなぁ~(*´∀`*)
寺社本来の良き姿がここにあり!という感じですね。
勝手なイメージですが、真言宗は古来からの土着神信仰に近いナチュラルさや、どこかに感じる土っぽさや泥くささの様な力強さがとても良いなと思います。
儀式などもいっちょ派手にやったれ!という感じで、
欲あるよ!ヽ(*゜∀゜* )ノ
煩悩あるよ!ヽ(*゜∀゜* )ノ
(ジャーンジャーン)
何かと燃やすよ!ヽ(*゜∀゜* )ノ
火を渡るよ!ヽ(*゜∀゜* )ノ
(ジャーンジャーン)
みたいな分かりやすく正直なイメージ。(色々誤解してるのは自負していますので)
そして、こちらの山本大師さんの建て替えなどのお話し・・・
この様な貴重な遺跡も残されていて高野山慈英(仮)さんにはお話もたくさんして頂きましたが、この話はまた別記にしましょうか。
よし。
今年の3月21日が決まった予感!(^o^)/
(つづく)